dwarf tokyo

DESCRIPTION

【Sold】 完売いたしました。 再入荷連絡のリクエストも承りしておりますので、お気軽にお申しつけください。 ご連絡をいただいたお客様には、次回入荷時に優先してご案内をさせていただきます。

ハンス・J・ウェグナー デザイン、PPモブラー社製の イージーチェア (Model. PP112)。 1980年代のヴィンテージ、フレームの木種はアッシュ材です。

デンマークを代表するデザイナー ハンス・J・ウェグナー が1978年にPPモブラー社のためにデザインを手がけた PP112。 イギリスのウィンザーチェアと中国・明時代のクワン・イという、ともに異国の伝統的な家具をモチーフにしてデザインされています。 ウェグナー は初期にピーコックチェア (Model.JH550) やチャイニーズチェア (Model.FH4283) など、それぞれをリデザインした作品をいくつか手がけていますが、この作品では構成とデザインのシンプルさを追求し、ウェグナー 独自のスタイルが色濃く反映されています。
過度な装飾がなく、シンプルで一体感のあるフレームの美しさが際立つイージーチェア。 背もたれと肘掛けが一体となった湾曲したアーチや、先細りした「く」の字形の脚など、個々のパーツに眼を凝らすとシンプルながらも細やかな加工が施され、ウェグナー の美意識の高さを随所に感じとることができます。 側面から背面にかけてはアーチに沿うように16本もの繊細なスピンドルが配置され、美しいフォルムと視界の抜けによる軽やかさを強調。 実際の重量も軽く、構造の強度を高めるなど機能的な役割も果たしています。
フレームの先端に手を掛け腰を下ろしてみると、安心感のある低めのシートハイで、ペーパーコード張りの座面は沈み込みが少なく張りのある座り心地。 身体を包み込むフレームからは木の心地良い質感が伝わってきます。 背もたれの一部は平たく加工がされているため背あたりが優しく、フィット感も抜群。 肘から手のひらをフレームの上へ乗せると、意識せずとも自然と楽な姿勢へと誘ってくれます。 長時間の着座も苦にならず、読書をする際にもお勧めです。
ウェグナー のいわゆる名作と呼ばれる作品のような圧倒的な存在感はないものの、奥ゆかしさのある佇まいもこの作品の魅力。 コーディネイトもしやすく、リビングや寝室、書斎など様々なシーンでご活用いただけます。

フレームはフルサンディング後にオイルとワックスで仕上げています。 経年により深みを増した色合いは、ヴィンテージならではの味わいを感じさせてくれます。 背もたれの一部に僅かな割れがございますが、使用に支障をきたすものではなく、見た目にもあまり気にならないかと思います。 座面のペーパーコードも落としきれない染みが多少ございますが、切れやたわみもなく全体に綺麗な状態が保たれています。
ご購入後のアフターケアやペーパーコードの張替えも当店にてお承りしておりますので、今後も安心して長くお使いいただけます。

【商品の特性・ご注文時の注意事項】
・ヴィンテージ品のため現状でのお渡しとなります。 フレーム（背もたれ）の一部に僅かな割れ、ペーパーコードに落としきれない染み、全体に経年による小傷や変色がございますので予めご了承ください。
・コンディションの詳細につきましてはお気軽にお問合せください。
・お支払い方法は、銀行振込・メール決済（メールリンク型 クレジット・オンライン決済）からお選びいただけます。
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