dwarf tokyo

DESCRIPTION

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ハンス・J・ウェグナー デザイン、ヨハネスハンセン社製の フォールディングチェア (Model. JH512)。 1970~80年代のヴィンテージです。

デンマークを代表するデザイナー、ハンス・J・ウェグナー が1949年にデザインを手がけ、ヨハネスハンセン社から発表された JH512。 49年のキャビネットメーカーズギルド展にThe Chair (Model.JH501)とともに出品された ウェグナー 初期デザインの名作です。
オーク材のフレームに背と座には籐が編み込まれた美しく軽やかなイージーチェア。 その名の通り折り畳みが可能です。 直線と曲線が見事に融和したフレームは、座の延長が後脚となる ウェグナー が好んで用いた構造で、見た目の美しさだけなく、安定感ももたらしています。 実際に腰をかけてみると、背後に伸びる後脚により座面と背もたれの角度が大きく確保され、安楽性の高い素晴らしい座り心地。 低いシートハイと広々とした背もたれは安心感があり、躊躇なく身体を預けることができます。 座と背に編み込まれた籐は、しなやかで張り感が心地よく、ご自宅でのひとときを穏やかな気持ちでお過ごしいただけるのではないかと思います。 座面先端には持ち手がついているため、立ち上がり時の負担も軽減させてくれます。
これだけの美しさと座り心地であれば、折り畳みをしてしまっておく必要もない様に思いますが、このデザインの原点は簡単に収納できるイージーチェアを作ること。 極力部材を少なくデザインされたフレームと耐久性に優れ軽い籐を使用することにより、女性でも簡単に持ち運びができるほどの軽量さを実現。 模様替えや普段のお掃除の際に、その利点をご実感いただけるかと思います。 また、本品には付属していませんが、別売の専用フックを壁に取り付けると折り畳みをした状態で壁掛け収納ができる様にもなっています。 座面下の凸凹とした貫はそのためのデザインで、くぼみにフックを引っ掛ける仕組み。 美しく収納するための細やかな配慮も見逃せないポイントです。

1949年の発表後、90年までヨハネスハンセン社にて製造がされていたため、本品は同社で製造された後期の個体。 近年では現地でもヨハネスハンセン社製の個体は数が少なく、希少性の高い作品となっています。 ※ヨハネスハンセン社の廃業により、91年からはPPモブラー社に引き継がれ現在に至ります。（PPモブラー社製の場合、モデル名はPP512となります。）

フレームはフルサンディング後にオイルとワックスで仕上げています。 背と座の籐は僅かな擦れや小傷がございますが、切れやたわみもなくひじょうに綺麗な状態が保たれたエクセレントコンディション。 経年により深みを増した色合いは、ヴィンテージならではの味わいを感じさせてくれます。 座面下には当時のメタルタグが残っています。
ご購入後のアフターケアや張替えも当店にてお承りしておりますので、今後も安心して長くお使いいただけます。

【商品の特性・ご注文時の注意事項】
・ヴィンテージ品のため現状でのお渡しとなります。 経年による小傷や変色がございますので予めご了承ください。
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