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ニールス・O・モラー デザイン、J.L. モラー社製の ダイニングチェア Model.79。
1970〜80年代のヴィンテージです。
デンマークのデザイナー、ニールス・O・モラー がデザインを手がけ、1966年にJ.L. モラー社から発表された ダイニングチェア Model.79。
素材に良質なチーク材を使用し、細く繊細なフレームの美しさが際立つ モラー らしい作品です。
シンプルなフォルムの中で、一際目を引く背もたれは、繊細なフレームの中でも特に細く、背に沿うようになだらかに湾曲したフォルムの立体感と、視界の抜けによりモダンな印象。
背面には美しい丸みをもたせ、そのエレガントな表情が存在感をより一層際立たせています。
一方で、背に直接触れる面は平たく加工がされているため背あたりが良く、安定感も抜群。
躊躇なく身体を委ねられる安心感は、使い手に寄り添ったデザインであることが実感できます。
座面にも拘りが感じられ、座面の裏には木材を使用せず強度の高い麻紐が密に張られ、その上にウレタンフォームを敷き、それらを覆いこむように生地が張られています。
着座のテンションを面で支える構造は負荷を分散させ、独特の張り感とほんの僅かな沈み込みが身体にフィットする素晴らしい座り心地も実現しています。
木材を最小限に抑えることで軽量化にも繋がり、椅子を引く着座までの一連の動作もスムーズに。
その際に背もたれの美しいフォルムが手によく馴染むのは言うまでもありません。
座面の枠となる脚同士を繋ぐフレームには、強度を保つために唯一幅広の木材が使用されていますが、座面の側面にまで生地を回すことでフレームの繊細な印象を保つなど、美意識の高さも伺い知ることができます。
製造を手がけたのは、家具職人でもある モラー 自身が1944年に設立した工房、J.L. モラー社。
良質な素材を選びぬく眼と高い接合技術に定評があり、積極的に機械化を進め合理性を高めながらも製造工程の多くは職人の手仕事によって行われているデンマークの名工です。
その確かな技術は、製造から数十年が経ったヴィンテージを見ると一目瞭然。
フレームの接合部は現在でも緩みが生じることがなく、再接着などの手を加える必要がないほど良コンディションのヴィンテージ品が多く現存しています。
それこそが、美しいプロポーションを保つために考えぬかれた構造と、それを支える確かな技術を備えている証。
現在でも多くのモデルが製造され、世界中で愛用されているのも頷けます。
木製フレームはフルサンディング後にオイルフィニッシュで仕上げています。
座面は当時のオリジナルの状態ですので、ご希望のファブリックに張替え後ご納品をさせていただきます。
(価格は、張替え工賃・ファブリック代金を含んでいます。)
張替えの際は、内部ウレタンフォームも新調いたしますので、衛生面を気にすることなく気持ち良くお使いいただけるかと思います。
店頭ではインポートファブリックのサンプルも豊富に取り揃えておりますので、ぜひ足をお運びいただければと思います。
ご購入後のアフターケアや張替えも当店にてお承りしておりますので、今後も安心して長くお使いいただけます。
【商品の特性・ご注文時の注意事項】
・ヴィンテージ品のため現状でのお渡しとなります。
経年による小傷や変色がございますので予めご了承ください。
・コンディションの詳細につきましてはお気軽にお問合せください。
・オンラインストアでのご決済は、銀行振込のみとなります。ご了承ください。
・価格表記は1脚の価格となります。
・配送は「ヤマトホームコンビニエンス【Bランク】」となりますので、ご注文時の配送方法でご指定ください。
配送先により送料が異なりますので、STORE INFOの「特定商取引法に基づく表記」よりご確認ください。
送料につきましても、1脚の価格となります。
Design | Niels O. Moller |
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Manufacture | J.L. Moller / Made in DENMARK |
Date | 1970-80s |
Size | W.495 × D.485 × H.790 (SH.430) mm |
Stock |